『木と革で椅子を作りたい』
友の紹介で知り合った 木の椅子職人に相談されました
心のどこかで ぼんやりと”椅子を作ってみたい” と思って
いたので、貰ったその言葉にびっくりするのと嬉しいのとで
ごちゃまぜでした
鉄は熱いうちに です
すぐに3日間の合宿を組んでお誘いしてみると
木の椅子職人に 是非!と 熱い言葉をもらい
一緒に作ってみる事となりました
その週末 我が工房に彼がやってきました
椅子の枠 ウッドフレームに取り付けてあった布を
型紙におこし
試作中の試作なので 製品にする革を使うのは
とてももったいないので、本来 捨ててしまう革の裏側の
”床革”を使いました
このままでは椅子として使えませんが、裁断しただけの
床革を ただ置いてみただけでも とてもすてきでした
ウッドフレームと革を固定する為のベルトを縫い
縫い付けては
ベルトを取り付ける位置や幅、
ベルトを取り付ける位置や幅、
背もたれの角度と座面から腰にかけての
身体と革のフィット感、
一番に座り心地を求めて、試しては座ったり立ったりを
何度もなんども繰り返し
そして ただそこに置いた時の見た目と 美しさに
悩み明け暮れました
今、合宿を終えた木の椅子職人の彼が
大工のお手伝いをしにフランスへ発ちました