この形の小銭入れ
縦横11センチもないです
そのくらいのサイズだと 左の革のような 厚くて
ハリのある革を使っての制作が難しいのです
なぜなら
内縫いをした後に革が厚すぎる為、
ひっくり返す作業が出来ない場合が多いからです
もし パワープレイでひっくり返せたとしても
革の表面に変なシワが入ったりで 製品にはなりません
革が厚いと 上の写真の下の革のような
しなやかな動きがしづらいです
それは 小さくなればなるほど
でも なぜかこうやって厚さの限界に挑んでみたくなったりしても
『15㎝ほどの小さいものだと 荷重のかかるような物を入れる
訳ではないので そんなに耐久性は必要がありませんね』
と こういう結果になります
実際 薄い革でも充分です
革は丈夫です
あえて厚い革を使う必要もないと思います
CHOCKでは 製品を作る際 モノの大きさや構造
それを使う場所によって 革の厚みも変えております